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【豆知識】企業側・求職者側中途採用の適性検査の対策

性格検査は直感に基づき、回答する形式が主です。特段の対策は不要と言えます。

 ただし独特の作業が課せられるクレペリン検査については、計算の方法やコツを練習することでスムーズに受験できる可能性があります。

無料でできる対策方法

クレペリン検査、もしくはクレペリン検査に準じたアプリやソフトウェアが無料で出ています。計算後に作業曲線があらわれるアプリもあり、実際の検査に近い状態で練習することができます。

人事担当者が注意するべき不正行為

注意すべき不正行為の一例として下記があります。

 電卓を用いた受検

なりすまし、代行

性格検査で嘘をつく

①電卓を用いた受検

SPIの適正検査は、テストセンターで行うもののほか、自宅でオンライン受検できるシステムになっています。

 

電卓はテストセンターでの受検では禁止となっていますが自宅オンライン受検では電卓が使われているかどうか把握できないため実質OKとなってしまいます。受検時に電卓を用いるという不正をどう捉えるのかは課題でしょう。

 ②なりすまし、代行

自宅オンライン受検ではもちろんですが、テストセンターにおける受検についてもなりすましや代行に注意が必要です。さまざまな適性検査の現場を見ても、本人を名乗って別の人物が適性検査を受検するケースが見られます。

 写真などを利用して本人確認の方法を厳格に規定して実行するなど、何かしらの対策が求められるでしょう。

 ③性格検査で嘘をつく

特に性格検査で嘘の答えを書くケースが見られます。本当の自分は内向的で気が小さいけれど、性格検査では明るく社交的な人物をイメージして解答してしまうといったケースです。

 この場合、適性検査の項目に嘘をついていないかを見抜く質問「ライスケール」があるので、それを活用します。「ライスケール」に引っかかった人物は、嘘をついていることが一目瞭然です。

 

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