ブログBLOG

  1. HOME
  2. ブログ
  3. 日本語教師
  4. エンジニアから日本語教師 職務経歴書例

エンジニアから日本語教師 職務経歴書例

エンジニアから日本語教師への転職の場合、通常の「職務経歴書」に加えて、

これまでの経験を日本語教育にどう活かすかをアピールする**「日本語教育経歴書」(またはそれに準じる項目)を含めることが重要です。 

以下に、エンジニア経験者が日本語教師への転職活動で使用するための職務経歴書

(日本語教育経歴書含む)の見本フォーマットと書き方のポイントを示します。

 

職務経歴書 見本フォーマット(エンジニア日本語教師)

一般的な職務経歴書のフォーマット(編年体形式またはキャリア形式)をベースに、日本語教師として求められるスキルや意欲を盛り込みます。 

  1. タイトル・日付・氏名

項目

内容

職務経歴書

日付

202X年X月X日現在

氏名

○○○○

  1. 職務要約(200字程度)

これまでのキャリアと、なぜ日本語教師を志望するのかを簡潔にまとめます。

例:約X年間、システムエンジニアとしてシステム開発・運用業務に従事。プロジェクト管理や外国人同僚への技術指導を通じて

培った論理的思考力と問題解決能力を活かし、日本語学習者のサポートに貢献したく、日本語教師を志望いたしました。

貴校(貴社)のITを活用した教育メソッドに魅力を感じ、これまでの経験を活かして学習効率の向上に努めたいと考えております。

 

  1. 職務経歴(エンジニア時代)

応募企業で活かせる経験を中心に記載します。 

期間

所属企業・部署

職務内容

活かせる経験・スキル

20XX年X月〜20YY年X月

株式会社○○(従業員数XXX名)

システム開発部 SE

・業務系システムの設計、開発、テスト、運用保守
・プロジェクト管理(スケジュール、進捗管理)
・外国人エンジニアとの連携・技術サポート

実績

・〇〇システムの開発において、効率化により開発期間を1ヶ月短縮
・外国人メンバーへの技術指導マニュアル作成、OJTを実施

論理的思考力、ドキュメント作成能力
コミュニケーション能力(異文化)

  1. 日本語教育経歴(未経験の場合は「学習歴・準備状況」)

日本語教師経験がある場合は具体的に記載します。未経験の場合は、養成講座での学習やボランティア経験などをアピールします。 

期間 

内容

担当クラス・使用教材など

20YY年X月〜20ZZ年X月

○○学校 日本語教師養成講座(420時間)修了

・教育実習(初級クラス、オンライン)
・指導案作成、模擬授業の実施

20ZZ年X月〜現在

オンライン日本語学習ボランティア

・学習者(ベトナム人)への初級文法指導
・ITツール(Zoom、Google Workspace)を活用した授業

  1. 活かせる経験・スキル・資格

エンジニア時代のスキルを日本語教育にどう応用できるかを具体的に記述します。 

項目 

内容

PCスキル

・Word, Excel, PowerPoint(資料作成、データ分析)
・プログラミングスキル(Python等):教育システム構築・効率化に活用可能
・オンライン会議ツール(Zoom, Teams等)の活用、eラーニングプラットフォームの知見

語学力

・英語(TOEIC ○○○点):ビジネスレベルの読み書き、日常会話可能

資格・免許

・日本語教育能力検定試験 合格(20XX年X月)
・普通自動車第一種運転免許

自己PR

問題解決能力: 学習者の「なぜ?」に対し、原因を分析し、個別の指導法を考案できる。
体系的思考力: 日本語のルールを構造的に捉え、分かりやすく体系立てて教えることができる。

  1. 自己PR・志望動機(詳細は別紙でも可)

前職の経験と結びつけ、具体的なエピソードを交えてアピールします(前回の回答を参考にしてください)。

このフォーマットを参考に、WordやExcelなどで具体的な内容に書き換えて作成してください。

 

他の記事も読む