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事務職から日本語教師を目指す職務経歴書事例

事務職から日本語教師への転職を目指す場合、職務経歴書では、単なる事務処理能力だけでなく、

日本語教師として活かせる対人スキル、調整力、計画性などをアピールすることが重要です。 

以下に、事務職から日本語教師への職務経歴書の書き方と事例のポイントをまとめます。

職務経歴書作成のポイント

  • 職務要約: 冒頭に3~4行で、これまでの事務職経験の概要と、日本語教師への
  • キャリアチェンジを目指す旨を簡潔に記載します。
  • 活かせる経験・スキル:
    • コミュニケーション能力: 事務職での社内外との調整経験、電話・メール・窓口対応などを
    • 「多様なバックグラウンドを持つ人との円滑なコミュニケーション能力」として言語化します。
    • 計画・管理能力: スケジュール管理、書類作成・管理、業務効率化の経験などを、
    • 授業準備や学生管理における「計画性」「体系的な業務遂行能力」としてアピールします。
    • 指導・サポート経験: 新人教育やOJT、顧客からの問い合わせ対応などを
    • 「相手の立場に立ったサポート経験」「指導力」として強調します。
    • 異文化理解(もしあれば): 外国籍の同僚や顧客とのやり取り、海外経験などを記載し、
    • 日本語教師に必要な国際感覚と多様性への理解を示します。
  • 自己PR: 事務経験を通じて培った強みを、日本語教育への情熱と結びつけ、
  • 「どのように貢献できるか」を具体的に示します。 

職務経歴書 事例(抜粋)

以下は、特定の項目に焦点を当てた記述例です。

【職務要約 例】

大学卒業後、株式会社〇〇にて約5年間、営業事務として勤務いたしました。

主に受発注業務、納期調整、営業サポートに従事し、社内外の関係者との円滑な連携に努めてまいりました。

この経験を通じ、計画的な業務遂行能力と調整力を培いました。今後は、かねてより関心のあった日本語教育の分野で、

自身の培ったスキルを活かし、学習者の成長をサポートしたいと考えております。

【活かせる経験・スキル 例】

  • コミュニケーション能力・調整力:
    営業担当と顧客の間に入り、複雑な納期調整や仕様変更の連絡などを担当。常に相手の意図を正確に把握し、
  • 円滑なコミュニケーションを図ることで、トラブルなく業務を遂行しました。この経験は、多様な学習者や同僚との連携において役立つと考えております。
  • 計画・管理能力:
    毎月のルーチン業務に加え、突発的な依頼にも対応できるよう、常にスケジュールに余裕を持たせ、優先順位をつけて業務にあたりました。
  • 書類のファイリングやデータ管理を徹底し、業務効率化にも貢献しました(例:ファイル検索時間20%削減)。この計画性は、
  • 授業準備や学生の学習進捗管理に活かせます。
  • 指導・サポート経験:
    新入社員やアルバイトスタッフへのOJTを担当し、業務マニュアルに基づいた指導を行いました。
  • 相手の理解度に合わせて説明の仕方を変えるなど、丁寧なサポートを心がけました。この経験を活かし、
  • 学習者一人ひとりに寄り添った指導を実践したいです。

 

【自己PR 例】

前職の事務経験を通じて、細部への注意深さと、計画的に物事を進める重要性を学びました。

また、多様な背景を持つ人々と協力して目標を達成する経験は、チームで動く日本語教育の現場でも活かせると確信しております。

日本語教師としての専門知識(日本語教育能力検定試験合格、養成講座修了など)も習得しており、これらのスキルと情熱を活かし、

貴校の教育目標達成に貢献したいと考えております。 

上記のポイントや事例を参考に、ご自身の具体的な経験に基づいた職務経歴書を作成してください。

 

 

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