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(労働市場情報)フレックスタイムの導入は約97%~デンマーク~

フレックスタイムの導入は約97%
デンマークは、フレックスタイムを導入している企業の比率が高い国の1つである。柔軟な取り決めを行っている企業の比率は約97%であり、こうした取り決めは、労働協定の目的の1つとしても機能している。デンマークの労働文化と一致して、大半の雇用者は従業員が職務を遂行すると信頼しているため、フレックスタイムは極めて一般的に利用されている。日本ではかんがえられない労働市場である。

デンマークにはかつて、アンデルセン童話『マッチ売りの少女』に描かれたような貧しい時代があったことをご存知だろうか?

 街頭の片隅で売れ残りのマッチを擦り、凍えそうな体を温めようとして亡くなっていく少女の物語は、19世紀半ばのデンマークにあった現実を象徴的に描いている。飢えと寒さの中で亡くなっていく人々が、当時はたくさんいたそうだ!

 21世紀の今日。GDPこそアメリカやほかのヨーロッパ国には及ばないが、デンマークの民主主義は高く評価され、各種の「幸福度調査」では世界一にも輝いている。

とても画期的な改革を進めてデンマーク!

それと、ここはフレックスタイムを導入していまして、基本の勤務時間が午前9時から午後5時まで。毎日、何時間働いたかを記録して、夜に接待があったとか、基本の勤務時間をオーバーした場合は、翌日、その分だけ遅く出社したり、早く退社したりすることもできるらしい!

基本的には残業はしないが、遅くまで残って仕事をした翌日は、いつもより早く帰って息子をスイミングスクールに連れて行くができるらしい!

 しかし働き過ぎることもある。今はこれ(スマートフォン)があるから、オフでも仕事をしようと思えばできちゃうでしょ。そこの部分の自己管理は、ほんと難しい。オフィスに縛られている時間は日本よりもずっと短いですが、実際にそれだけ休んでいるかといえば、そうではないかもしれない。だから、デンマークにも朝からずっとメールばかりしているとか、ちょっとワーカホリック気味の人はいます。

デンマークの会社はけっこう厳しいですよ。仕事ができないとすぐクビになるらしい!

文化性の違いがありますね!

 

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