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【豆知識】開発エンジニアの業務内容

Web系開発の概要

Web系開発というと、主にBtoCWebサービスやブラウザゲームなどの開発を指すことが多いです。Web系開発では、フロントエンドやサーバサイドなどの区分を分けて語られることがしばしばあります。
フロントエンドは、ユーザーが直接目にするシステムです。フロントエンドを開発する際は、HTMLCSSJavaScriptなどのスキルが必要となります。
一方、サーバサイドは、フロントエンドの指示や入力を基にして、結果の出力や記録の保存を行うのが役割です。サーバサイドはユーザーが目にしないシステムのため、バックエンドと呼ばれることもあります。サーバサイドの開発では、PHPRubyPythonPerlなどの言語が用いられます。2,3名程度の少人数で開発することも少なくなく、一人のエンジニアに対して広い役割を求められる傾向があります。

業務系開発の概要

業務系開発は、主に企業の業務を効率化・自動化するアプリケーション開発を指します。代表的な例としては、社内の給与システムや勤怠管理システム、経理システムなどが挙げられます。
業務系アプリケーション開発で用いられる言語としては、JavaC++C#などの言語が主なところです。大規模な開発となることもしばしばあるため、要件定義や基本設計などの上流工程をSEが担当し、詳細設計や開発などの下流工程をプログラマーが担当するというように担当領域が分かれていたり、工程の一部を外部の企業へ委託するケースも比較的見られます。

組み込み系開発の概要

PCのような汎用的システムとは異なり、特定の機能を実現することに特化したハードウェア/ソフトウェアを組み込みシステムといいます。洗濯機や冷蔵庫、デジタルカメラなどの家電はもちろん、エレベータや信号機などの産業用の機器も組み込みシステムにあたります。
組み込み系開発にはハードウェア/ソフトウェアの両面がありますが、組み込み系ソフトウェア開発においてはC言語やアセンブリ言語といったプログラミング言語などが用いられ、組み込みシステム向けのリアルタイムOSであるTRONなどの知識が必要です。

Web系、業務系、組み込み系の違い

それぞれの項目でWeb系と業務系、組み込み系開発の特徴を確認しましたが、どのような違いがあるのでしょうか。
業務系は、主に経理や生産管理、人事に関連するプログラムを対象とし、それぞれのクライアントに合うシステム作りがエンジニアの役割です。一方、組み込み系開発では、1つのシステムを複製して多くの製品を作るため、より緻密なシステム作りが大切になります。
また、Web系で多いのは、自社におけるユーザー向けのWebサービスの開発・提供です。スピード感を持ってクリエイティブな発想で作り、ユーザーの反応を見ながら素早く改善していくのが、Web系開発ならではの特徴といえるでしょう。

 

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