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【豆知識】サーバーエンジニアとは?

サーバーエンジニアとは?

インターネット時代に欠かすことのできないサーバーを、ゼロから構築・設計し、管理保守をするのが「サーバーエンジニア」の仕事です。

「ネットワークエンジニア」と混同されがちな職種ですが、サーバーエンジニアは、サーバーを動かすアプリケーションを担当しており、ネットワークとつなぐアプリケーションを担当するネットワークエンジニアとは、仕事のフィールドが異なります。

サーバーエンジニアの仕事内容

サーバーエンジニアの仕事は、構築業務と保守業務に分かれます。

  1. 構築業務

運用に必要なサーバーのスペックや処理能力、必要台数などを検討します。

一口にサーバーといっても、「Webサーバー」や「ファイルサーバー」「メールサーバー」などがありますので、コストはもちろん、設置場所の通信速度や施設の電源容量など、さまざまな要素を考慮して設計しなければいけません。場合によってはプログラマーなど、関係者との打ち合わせも行います。

設計が済んだら、購入(またはリース)した機材をサーバーラックなどに配置します。もちろん、ケーブルの配線もサーバーエンジニアの役割となります。最後にサーバー用のOSをインストールし、運用に必要なアプリケーションをインストールします。

  1. 保守業務

保守業務は、サーバーの監視、セキュリティチェック、バックアップなど多岐にわたります。

通常は、アプリケーションのバージョンアップに伴う設定や負荷対策のためのチューニング、万が一のときのためのバックアップやウィルス対策がおもな仕事です。監視しているサーバーに障害が発生すれば、解決するまで昼夜を問わず復旧作業を行います。

サーバーエンジニアに求められるもの

サーバーエンジニアの仕事で必要になるのは、「OS」に関する知識です。「Windows Server」「Mac OS」「Linux」「UNIX」といったOSについての深い知識が必要で、しかも、どれかひとつだけではなく、どのOSに対しても広く知識を習得していることが望まれます。

また、サーバー用のアプリケーションはもちろん、ネットワーク全体についての知識も求められます。

セキュリティスキルはあったほうが良い

サーバーエンジニアにとって、あったほうが良いとされているのが「セキュリティ」に関するスキルです。サーバーエンジニアの仕事がネットワークの保守管理という役割もある以上、そのセキュリティ対策に関する知識は、当然必要になってきます。

ITの進化とともにハッキングやウィルスなどの脅威も増えている状況において、そういった脅威からサーバーを守るのはもちろん、万が一、被害が出たときにはそれを最小限に抑える対処法や復旧技術も習得しておくといいでしょう。

 

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