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【豆知識】就活(新卒採用)における適性検査の種類と内容

就活(新卒採用)における適性検査の種類と内容

就活で新卒採用のために実施される適性検査には大きくわけて2つの種類があります。

1.
能力検査
適性検査における能力検査とは、個人の知的能力、一般常識や論理的思考力を問うための検査を指します。働く現場で必要となる基礎的能力をこの能力試験で測定します。

2.
性格検査
適性検査における性格検査とは、入社後の採用人材が企業風土に適合性があるかどうかや、チームワークをもって社内で調和を保てるかどうかといった判定材料にするための検査です。

 

能力検査の検査方法 について

 

検査の方法は主に4つに分類することができます。

・一般能力テスト
A式、B式テスト
・パワー、スピードテスト
・客観、記述式 など

それぞれの検査方法をご紹介します。検査方法を事前に確認しておいて、適性検査対策を行いましょう。

■一般能力テスト
基本的な語彙や演算、論理的思考、推理、知覚の速さや正確さなどで測定される能力テストで、過去の学習経験が反映されます。

■設問A.B形式
A
は言語を使った質問形式でBは図形を用いた設問で空間把握の速さや正確さを図る検査。また設問の文化的背景に左右されず的確な判断ができるかという知覚能力を測定するために用いられます。

■パワーテスト、スピードテスト
読解力や思考力を図るパワーテストでは、一問あたりの設問が長いため課題をこなす高度な能力とパワーが必要になります。スピードテストでは定型的な作業の速さや正確さを判断するテストですがもん問題数が多いことでその処理能力も問われます。

■客観式、記述式
客観式は択一方式な設問。記述式では文章の表現力、拡張能力を判断する重要な基準となり、正解・不正解では測れないため採点者の判断基準に結果はゆだねられます。

  1. 性格検査の検査方法 について

 

検査の方法と内容によって大きく3つにわけることができます。

・質問紙法
・投影法
・作業検査法

それぞれの検査方法をご紹介します。検査方法を事前に確認しておいて、適性検査対策を行いましょう。

■質問紙法
設問に対して「はい」「いいえ」のような二者択一によって回答する検査方法。設問内容は被験者の情緒面の診断を問う関連内容が多く出題されます。これによって「適」「不適」が数値として診断結果に表れるため、性格検査としては最も利用実績の多い検査方法です。
適性検査の新卒対象に行われる質問紙法においては、被験者の質問読解力や自己開示、自身の内観力不足による客観性に欠ける結果を導く場合があり、その判定に関する正確性について不十分であるとする懸念の側面もあるのが現状です。

■投影法
もともと光をあてて影を映し出す方法のことを指しますが、心理学関連のアプローチとして、曖昧な設問に対して回答者の心の内面や性格を割り出す方法として使用されるものです。一般的によく用いられるのが、「ロールシャッハ・テスト」というスイスの精神科医H・ロールシャッハ氏が考案した方法。左右対称のインクのシミから被験者が想像したイメージからその人物の人格を分析します。

■作業検査法
ある一定の同じ作業を長時間続けることによって個人の作業能力パターンを割り出し、傾向と適性を見出すための方法。

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